第4シードの修徳(東東京)は、今秋ドラフト候補の最速147キロ右腕、篠崎国忠投手(3年)が完封勝利を挙げた。

9回を被安打5の6奪三振、97球で、100球未満で完封勝利を収める「マダックス」を達成した。「久しぶりに9回を投げました。完封は(高校の公式戦は)ないのかなと思います。試合中は疲れを感じなかった。いい体の状態で投げることができました」と話した。

3球団のスカウトが視察する前で、今夏初先発。スカウトのガンで、この日は最速145キロをマークした。キレのあるスライダーを決め球につかい、打たせて取る投球だった。「試合前は緊張したけど、マウンドに立ったらほぐれました。スライダーの調子がよくて、いいコース、高さに決まりました」と振り返った。

準々決勝(25日)では、帝京を破った岩倉と対戦する。「相手がどことかは、考えていない。どこがきても、自分たちの野球をやるだけです。攻める野球をやりたい」と淡々と話した。

【高校野球 各地のスコア・日程】