昨夏甲子園優勝の仙台育英が、仙台城南に2桁安打2桁得点で大勝。2年連続30度目の優勝を果たした。

試合が動いたのは4回だった。0-0の1死満塁、昨夏の優勝メンバーの尾形樹人捕手(3年)が、右中間を破る走者一掃の先制3点適時三塁打。なお2死三塁、住石孝雄内野手(3年)が左中間への適時三塁打を放ち、この回4得点を挙げた。

5回は2死から適時失策、尾形と住石の適時打で5得点と突き放し、以降も着実に加点した。投げては先発したエース高橋煌稀投手(3年)が4回1安打無失点の好投で試合をつくり、継投策でノーシードから勝ち上がった相手を寄せ付けなかった。

優勝した同校は、第105回全国高校野球選手権大会(8月6日開幕、甲子園)の出場権を獲得し、04、05年の駒大苫小牧(南北海道)以来の「夏連覇」に挑戦する。

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