U18W杯(31日開幕、台湾)に出場するU18日本代表が2試合目のオープン戦(7イニング制)を行い、接戦を落とした。

2回までに4失点し、タイブレークの練習をした8回も3点を許した。馬淵史郎監督(67)は「課題もありましたね。配球の課題が、勉強になりました。やっぱり、大学生だったら見逃してくれないですね」と話した。

投打の“二刀流”で期待されるプロ注目の山形中央・武田陸玖(りく)投手(3年)は「6番DH」でスタメン出場。第1打席の2回1死一塁、エンドランのサインで中前打を放ち、チャンスを広げた。さらに4回1死三塁では、初球を右打ちで二ゴロとし、1打点をマーク。「昨日(のオープン戦で)ランナー一塁で何もできなかった反省があったので、ここはちゃんと内野が下がっているのが見えたので、なんでもいいからとにかく引っ張ろうと思って打席に立ちました」と納得の内野ゴロだった。

7回からはDHを解除し、4番手としてマウンドへ。先頭に四球を与えたが、後続を抑えて無失点で切り抜けた。タイブレークの練習を行った8回は2死満塁で走者一掃の三塁打を打たれ3失点。「チームが勝つためにやっているので、しっかり反省して次回につなげたいです」と振り返った。

“二刀流”としてのアピールは「まだまだです」と話した。