今秋の関東大会で8強入りした桐光学園(神奈川)が27日、川崎市の同校でOB戦を行った。
今年で指導歴40年の野呂雅之監督(62)のもと、約20年間続いている同校の年末の恒例行事。現役の高校球児と、同校OBの大学生が真剣勝負する。過去には後にロッテ入りした青学大・東條大樹投手が高校生をノーヒットノーランに封じたこともある。
この日は140キロ台後半の直球を投げる日体大・中嶋太一投手(2年)や、今秋の明治神宮大会にも登板した慶大・谷村然投手(4年)が登板したものの、新たに導入される低反発バットを使う高校生チームが11安打で5点を奪うなど、仕上がりの良さを見せた。
試合は6-5でOB大学生チームが勝利したものの、高校生チームのエース法橋瑛良投手(2年)は大学生打線を4回2安打2失点(自責1)にまとめた。
昨秋の神奈川大会では強豪横浜との打撃戦を制し、さらに夏の甲子園Vメンバーが多く残る慶応を破るなど、総合力は高い。秋の関東大会では1勝。4強入りこそ逃したものの、来春センバツ甲子園出場の可能性が残っている。
身長187センチ遊撃手の森駿太内野手(2年)、大型捕手の中村優太(2年)もそれぞれ大学生から安打を放った。森は「『限りなく社会人野球に近い野球』を求めながらやる中で、それを体現してきた先輩方なので」と、その正確性やスピード感に感嘆の様子。「神奈川では(秋に)一番を取れたので、そこから上、全国で一番を取れるように」と新年へ意気込んでいた。【金子真仁】

