青森山田に、8年ぶり3度目となるセンバツ出場の吉報が届いた。聖地出場は17年夏が最後と遠のいていただけに、うれしい知らせだ。

選考理由には「投手力の安定」と「1番から9番まで切れ目がなく、守備力も安定しているバランスの取れた好チーム」などが挙げられた。

学校名が呼ばれてもナインは静かにライブ配信を見守った。橋場公祐主将(2年)は「まず一番にホッとしました」。喜びよりも安堵(あんど)が大きかった。今秋の東北大会決勝で、同県のライバル・八戸学院光星にノーヒットノーランの快投を見せた桜田朔投手(2年)は「(甲子園で)自分が立って投げていることを想像したら緊張しちゃって…」。喜びよりも緊張が先に来たが、グラウンドでの写真撮影では緊張も溶け、喜びを爆発させた。兜森崇朗監督(44)は「選手の頑張りが評価されたことに大きな喜びと誇りを感じます」と選手たちをたたえた。

【センバツ】21世紀枠は別海と田辺 選考委員会で出場32校決定/学校メモ付き一覧