仲間を信じて投げ抜いた。プロ注目の198センチ左腕、東海大相模(神奈川)の藤田琉生(りゅうせい)投手(3年)は、3-3と追いついた直後の6回から2番手で登板。変化球を織り交ぜて粘投し、逆転勝ちを呼んだ。

8回、突如制球が乱れ先頭打者に四球を与えると、1死二塁から捕逸と失策で一時勝ち越しを許した。「ちょっと頭が真っ白になりましたね」。でも「野手陣に『次、逆転するからここは粘れ』と言われて(気持ちが)戻りました」。その後、満塁のピンチを三振で切り抜け、その裏に味方が逆転。目標の甲子園へあと1勝とした。

決勝は横浜が相手。春の県大会準決勝で対戦した際は完投勝利し、うれし涙した。返り討ちに向け「先発で行く気で準備して、最後なのでがむしゃらに投げます」。天王山を制し、再び歓喜の涙を流してみせる。

各地区開催日程、組み合わせなど【高校野球 夏の地方大会2024】特設ページはこちら>>