阪神森下と同姓同名の創成館(長崎)のエース右腕森下翔太投手(3年)が、打って投げて初戦突破を導いた。

打っては1点を追う2回2死一塁の第1打席。一塁アルプス席から阪神森下の応援歌が流れる中、真ん中高め直球を左翼線へ流し打ち。同点の適時二塁打を放った。勢いに乗った打線は3回、下川輝主将(3年)が左翼へ2点適時打を放つなど勝ち越しに成功した。稙田(わさだ)龍生監督(61)は「少ないチャンスで点を取りたい。そういう練習をしてきた」と、ポイントに挙げていた好機での1本で得点を積み重ねた。

投げては森下は初回の1失点にとどめ、毎回の13三振を奪って完投。153球の熱投で勝利に導いた。

ナインはこの日午前7時ごろ起床し、全体練習は行わず、宿舎広場でティー打撃、ダッシュなど各自で体を動かして球場入りした。試合前は大会運営が用意したおにぎりや市販の冷やうどんをかき込んでプレーボール。カクテル光線が鮮やかな史上初のナイター開幕試合を制した。【佐藤究】