花咲徳栄(埼玉1位)の岩井隆監督(55)の次男、虹太郎内野手(2年)が同点の左越え2ラン本塁打を放ち、逆転勝利を呼び込んだ。

3点ビハインドで迎えた8回、1点を返しなおも無死二塁。虹太郎は「攻めたバッティングをしよう」と、ボール球を強振すると、打球は左翼芝生へ突き刺す2ラン。「本当に緊張して、焦っていたので、同点になったー、と頭の中が真っ白になりました。よかったです」。コールド負け目前から、息を吹き返し、逆転勝利につなげた。

小さい頃から一番近くで見てきた父の姿が、勝負の1本につながった。「父はいつも勝負に対する姿勢は大事にしていた。『攻めていく』というのは、監督がそうだったから」。どんな場面でも、攻めの姿勢は崩さない。土壇場での1本につなげた。

幼少時から花咲徳栄のグラウンドや試合観戦に行き、自分も父のもとで野球がしたい、と思いを募らせ入学。いつか、父と一緒に甲子園の舞台に立ちたいと、夢見ている。「兄(福・東洋大=1年)も徳栄で監督と甲子園を目指した。自分もしっかりやらないといけないと思っています」。その先には、甲子園の舞台が見えている。

センバツ目指し関東大会 花咲徳栄が9点差大逆転で法政二破る 桐生第一-甲府工ほか/速報中