いざ、三度目の正直で頂上決戦へ! 26日に予定されていた全国高校野球選手権山形大会、鶴岡東-東北文教大山形城北の決勝戦は悪天候のため異例の2日連続の順延となった。雨天中止の知らせから切り替え、春夏通して初の甲子園を目指す東北文教大山形城北・大泉翔太主将と2年ぶりの聖地を狙う鶴岡東・小川蒼太主将(いずれも3年)の両キャプテンが、27日の決勝(ヤマリョースタジアム山形)に向け思いを語った。

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創部24年目で初の聖地まで王手をかけた東北文教大学山形城北・大泉は「休養と練習の時間がふえること。この仲間と野球が出来る時間が限られている中で、長く出来るということをプラスに考えて、しっかり照準を合わせていきたい」と前向きに捉えた。

この1年、チームとして磨いてきたのは「打力」と「守備力」だ。速球に対応するため、マシン打撃ではマウンド間の距離を18.44メートルから15メートルに狭めて設置。130キロ中盤の球を振り込んだ。「スローボールへの対応は大変でしたが、直球に対応できる力がついた」。チームは今大会これまで4試合で計50安打40得点と結果で示している。

守備ではシートノックよりも、走者を置いたノックに時間を割き、実戦の感覚を磨いた。「本当に守り切れるようになった」と、失策も3に止め、手応えを得ている。

さらには「先攻逃げ切り型」がはまった。初戦を除き3試合は先攻。「僕がじゃんけんが弱かったからなんですけど(笑い)攻撃から流れをつくれたので」と、準決勝はすすんで先攻を選択。初回に2点、3回までに7点を奪い、そのまま押し切った。今大会4試合全て初回に先制。3試合はコールド勝ちと勢いにのる。「理想の展開に持ち込めていることがモチベーション」と大一番でも攻めの姿勢で臨む。

決勝の相手は、創部初めて決勝まで進んだ24年に敗れた鶴岡東。相手も今大会4試合46得点と、打力が強み同士の対戦だ。「地元の誇りをかけて、全員野球で1球に集中していきたい。最後に笑って終われるような1日にしていきたいと思います」。念願の頂点まで突き進む。【高橋香奈】

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