<高校野球茨城大会:明野9-2太田一>◇16日◇2回戦

 柴ツインズがともに3安打と活躍し、明野が8回コールド勝ちした。左投げ左打ちの3番柴健太右翼手(3年)と、右投げ右打ちの4番柴翔太中堅手(3年)は一卵性双生児。仲良く3、4、6回に連続安打を放った。投手から外野手に転向して10カ月の健太は「兄は守備範囲が広く肩も強いので右中間の打球は任せている。守りやすいので打撃に専念できる」。翔太は「弟が打つといい刺激になります」と相乗効果を認めた。ともに5打数3安打1得点。2人で部屋にいると、合図もないのに同時に歌い出すことがあるという仲良し双子は、打撃結果もシンクロしていた。