<高校野球東東京大会:青山学院11-1大島>◇25日◇5回戦

 青山学院が5回コールド勝ちで、5年ぶりのベスト8進出を決めた。初回から大島を攻め立て、3本の長打と四球などで5点を先取。5回には鈴木大河外野手(1年)、橋本大資外野手(3年)、山田美智雄内野手(3年)の3連打などで4点を奪い、試合を決めた。先発の阿部博斗投手(3年)は、制球に苦しみながらも被安打3、1失点。「ストライクを先行させようとしたのに2ボールとかばかり。でも味方が初回に点を取ってくれて、楽になりました」と、打線の援護に感謝した。準々決勝では、成立学園と戦う。安藤寧則監督(34)は「次も選手の良さを発揮できるようにしたい。彼らは今、野球を楽しめていますから」と話していた。