<高校野球埼玉大会:埼玉栄5-0浦和東>◇12日◇2回戦◇上尾市民球場

 あと1人のところで偉業達成はならなかった。埼玉栄のエース・本間大暉投手(3年)が完全試合まであとわずかの力投を披露し、浦和東を5-0で下した。9回2死まで走者を許さない完璧な投球。最後の一人で惜しくも四球を出したが、それでも次の打者をきっちり抑えてノーヒットノーランを成し遂げた。投球数97球、6奪三振。細渕守男監督(63)は「100点を与えていい。追い風だったのでストレートとカーブで押していった。2回から、うまく膝が使えていたね」と高評価を与えた。