<高校野球兵庫大会:滝川二2-1報徳学園>◇27日◇準決勝◇ほっともっと神戸

 2年ぶりの甲子園出場を目指した報徳学園が滝川二に惜敗し、4強で姿を消した。2回に佐渡友怜王(れお)内野手(3年)の適時打で1点を先制。だが4回に追いつかれ、7回に逆転を許した。大力(だいりき)健人投手(3年)は8安打を浴びながら2失点と好投したが、味方打線が滝川二投手陣を攻略できなかった。永田裕治監督(48)は「大力は疲れていたのに、本当によく投げてくれた。いいピッチングだったと思う」と、25日準々決勝・明石商戦の完封から中1日で力投した大力をねぎらった。