<高校野球大阪大会:履正社4-3大体大浪商>◇28日◇準決勝◇舞洲球場

 履正社が大体大浪商にサヨナラ勝ちし、優勝した10年以来2年ぶりに決勝に進んだ。初回に植田幹就(もとなり)外野手(3年)の適時打で1点を先制。5回には小保根誠主将(3年)のスクイズで2点目を追加した。8回に先発の東範幸(2年)がつかまり、3点を取られて逆転されたが、その裏に乾駿斗捕手(3年)が同点打。9回は2死満塁で原田涼平外野手(3年)が三遊間を破るサヨナラ打を放った。原田は「サヨナラ打は野球人生初。鳥肌がたちました」と顔を紅潮させていた。