<高校野球茨城大会:霞ケ浦7-0鹿島学園>◇24日◇準決勝◇水戸市民球場

 第1シードの霞ケ浦が、初の決勝を狙う鹿島学園を8回コールドで下し2年ぶりの決勝に進出した。22日の準々決勝、明秀日立戦で今大会初安打を放った菅原直輝内野手(2年)が、この日は先制の2点適時打を含む3安打3打点の固め打ち。「打てないときに先輩たちからたくさんアドバイスをもらった。1本出て吹っ切れました」と晴れやかな表情だった。投げては左腕上野拓真(2年)が4安打無失点と好投した。

 決勝は昨秋、今春の県大会で優勝を分け合った常総学院が相手。高橋祐二監督(53)は「勝たないと意味がないですから。常総学院と決着をつけたい」と話した。