<高校野球滋賀大会:八幡工4-3綾羽>◇26日◇準々決勝◇皇子山

 八幡工が接戦を制し、初の4強入りを果たした。

 6回に1-3と2点を勝ち越されたが、7回に入江洋介内野手(3年)らの適時打で3点を奪って逆転。大会初先発のエース岩佐朋之(3年)が3失点で完投した。就任12年目で初めて準決勝に進んだ岸智昭監督(42)は「4強はうちにとってカベでした。そこを越えるにはだれを信じるかといえば、エースを信じようと岩佐にかけました」と、9回を背番号1に託してしのぎきった。