<全国高校野球選手権:木更津総合7-5上田西>◇11日◇1回戦

 初出場の上田西(長野)は初勝利とはならなかった。

 無安打に抑えていた先発の浦野峻汰投手(3年)が2点リードの5回に突如崩れた。この回、5安打と2四球で打者一巡し、7点を献上した。打線の追い上げも届かず、初戦で姿を消した。原公彦監督(42)は「あんなに乱れる浦野は初めてです。私がもっと早く代えるべきでした。本当に私の責任です」と何度も自分を責め続けた。