<全国高校野球選手権:八戸学院光星4-2武修館>◇17日◇2回戦

 春夏連続出場の八戸学院光星(青森)が、4-2で武修館(北北海道)に逆転勝ちした。

 1点を追う7回まで武修館先発右腕立花翔太(3年)、2番手左腕山崎永治(2年)を捉えられず2安打無失点。だが、8回に無死満塁のチャンスを作り、森山大樹(3年)が中前2点適時打を打つなど集中攻撃で一気に4点を奪った。その裏に1点を返されたが、先発右腕中川優(2年)が3安打2失点で完投し、守りきった。

 ヒヤヒヤ勝利に仲井宗基監督(44)は「本当に苦しい試合でした」と苦笑い。「今日は中川さまさまです」と、丁寧な投球をみせた2年生エースをたたえた。