<高校野球茨城大会:水戸桜ノ牧4-1土浦一>◇11日◇2回戦◇水戸市民

 右サイドから「長友」が鋭い球を繰り出した。愛称も「インテル」の水戸桜ノ牧・長友辰樹投手(3年)が、土浦一を7安打1失点に抑え完投勝利。サッカー日本代表のDF長友佑都(27)に「1人で走っててかっこいい」と影響を受け、本家同様に無尽蔵のスタミナを武器にする。外野のポール間走を多い日で40本以上を繰り返し、この走り込みでスタミナを培った。台風一過で最高気温は33度の猛暑だったが、最後まで球威は衰えず、マウンドを譲らなかった。