<高校野球宮崎大会>◇20日◇準決勝

 39年ぶりの甲子園出場を狙う宮崎商が9-2で都城東を撃破。再試合を制し決勝に進出した。延長15回引き分けとなった18日の試合を投げ抜いた、宮崎商のプロ注目左腕・赤川克紀(3年)と都城東の上田翔也(3年)の両左腕が先発。1回表に5失点と疲れを隠せない上田に対し、赤川はスイスイ。6回を投げ10奪三振で2失点。緩急をつけた投球で都城東打線を抑えた。赤川は「昨年は準決勝で負けたので絶対に勝ちたかった。決勝も全力を出し切る」と力強く話した。