<全国高校野球選手権:智弁和歌山15-3駒大岩見沢>◇13日◇3回戦

 駒大岩見沢(北北海道)が壮絶に散った。先発・板木勇幸(3年)の力投で7回終了まで3-2と智弁和歌山(和歌山)をリードしていたが8回表、4番坂口真規(3年)の3ランで逆転されると、なだれをうって智弁の豪打が爆発。代わった2投手も止められずこの回だけで3発11失点。坂口には史上初の1イニング2本塁打も許した。高橋真次監督(34)は「力負け。7回までは本当にうまく戦ったが。点差以上に選手は頑張った」と話した。