＜高校野球神奈川大会＞◇１１日◇１回戦

　激戦・神奈川の城山－東による開幕カードは、延長１０回の末、城山が７－５で逃げ切った。城山は１２安打、東は１４安打という乱打戦。７回表には４－１で城山がリードしていたが、裏に東が３点を追加し、そのまま延長に突入。１０回には城山が３連打と敵失で３点を奪うと、東も無死満塁からスクイズで１点を取り返す熱戦となった。１０回表１死二塁から、勝ち越しの適時三塁打となる大飛球を右中間へ放った城山・石井優人内野手（３年）は「開幕戦は人が多くて緊張した。高めの直球で、売った瞬間はライトフライかと思ったんですけど、うまく抜けてくれました」。昨夏の１回戦負けの成績をさっそく上回り、喜んでいた。