<高校野球西東京大会>◇11日◇2回戦

 明大中野に2-5で敗れた錦城だが、プロ注目右腕・中本椋(3年)を最後まで苦しめた。5回終了時点で0-4とリードを許し、無安打という一方的な展開だったが、そこから意地を見せた。6回に稲見直哉外野手(3年)、河野奨門内野手(2年)の適時打で2点を返し、反撃。7回に1死一、三塁、8回に1死二、三塁、9回に2死一、二塁といずれも好機をつくったが、あと1本が出なかった。郷野康輔監督(33)は「選手はいい試合をしてくれた。後半勝負ならと思っていたが、チャンスで打てなかったのは仕方ない。相手投手が一枚上手でしたね」と悔しそうに話した。