<高校野球西東京大会>◇16日◇3回戦

 田無工が2-0で練馬を下した。1回に竹尾栄次朗内野手(2年)が左翼へ先制2ランを放ち、エースで4番、主将を務める左腕村田悠輔投手(3年)が練馬打線を完封した。7回に無死満塁のピンチを切り抜け「最後はいっぱいいっぱいでした。右打者の外角に投げた直球が今日は良かった」と村田は安堵(あんど)の表情を見せた。工藤一俊監督(34)は「竹尾は初戦で飛球ばかり打っていたのでエンドランのサインを出したんですが、まさか入るとは」と予想外の1発に苦笑いを浮かべ「次も村田がどこまで踏ん張れるかです」と桜美林戦へ向けての抱負を語った。