<高校野球神奈川大会>◇25日◇準々決勝

 渡辺元智監督(65)が「ここ20年で最弱」と言っていたノーシードの横浜が、昨夏の8強を超えて準決勝に駒を進めた。昨夏準Vの強敵・桐蔭学園に2点を先制されたが、6回と9回に3点ずつ加点し逆転勝ち。エース斎藤健汰投手(2年)も7安打2失点で粘りの完投を見せた。チームで唯一甲子園経験のある大石竜太内野手(3年)は「タイムリーが出なかったりバントミスがあったり、まだまだ。でも『負けていない』ことが一番の成長だと思います」と振り返った。