米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手(29)が25日、古巣プロ野球楽天の本拠地、楽天生命パーク宮城の室内練習場のブルペンで投球練習を行った。立った捕手に22球投げた後、座らせて13球を投じた。

 自主トレーニングをともにした楽天の松井裕樹ら後輩が食い入るように見詰める中、一球一球、状態を確かめながら投げ「(捕手を)座らせたのは初めて。感覚を確認する程度です」と貫禄たっぷりに語った。

 楽天生命パーク宮城での練習はこの日で打ち上げ。自身初のワールドシリーズ制覇を目指すメジャー5年目のシーズンへ、2月14日(現地時間)からフロリダ州タンパで春季キャンプに臨む。