カブスからFAになっている上原浩治投手(42)が25日、都内のグラウンドで今季初ブルペン入りした。捕手を立たせたまま直球を30球、変化球を交ぜて約20球を投げた。

 「まだまだ遊び。遊び程度だよ」といいながらも、順調な調整ぶりを見せた。メジャー市場の動きが悪く、移籍先が決まるのは2月にずれ込む見込み。「トライアウトでも受けるか」と冗談で話すが、仕上がり具合は例年より上。練習後は水道水が凍って使えなかったため、雪を使って整備するなど、抜かりなかった。