左手の親指を突き指したヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が、10日のメッツとのサブウェイシリーズ最終戦先発から外れた。

 ジャッジは8日に敵地で行われたサブウェイシリーズ初戦の初回、二塁にスライディングした際に、親指を負傷。ところが同選手は9日の試合にも先発で出場。本塁打を放つなどし、同シリーズ2連勝に貢献した。

 アーロン・ブーン監督は10日の先発から外した理由について、ずっと出場し続けているジャッジに、ただ連休を与えたかっただけと述べている。また、同選手の具合は良いとも話し、この決断に対して少し反論していたと明かした。

 ヤンキースは今季、42勝18敗とメジャートップの成績。昨季、ア・リーグの最優秀新人賞に輝いたジャッジはここまで、球団トップの18本塁打、45打点、打率2割7分1厘を記録している。