ロッテ、阪神、DeNAで活躍した久保康友投手(37)が27日(日本時間28日)、米独立リーグデビューを果たした。

 昨年限りでDeNAを戦力外になった久保は、米独立リーグのゲーリー・サウスショア・レイルキャッツと契約。この日行われたシカゴ・ドッグス戦に先発し2回を1安打無失点に抑えた。

 1回は先頭打者を左飛。2番に安打を許したが3番を空振り三振。4番を歩かせたが5番を中飛に仕留めた。2回は3者凡退に抑え1三振を奪うなど上々のデビューとなった。

 久保は関大一(大阪)のエースとして98年センバツ大会で準優勝。松下電器(現パナソニック)から04年自由獲得枠でロッテ入り。新人王を獲得し、09年3月にトレードで阪神に移籍。10年に自己最多の14勝(5敗)を挙げ、勝率7割3分7厘でタイトル獲得。13年オフにDeNAにFA移籍した。13年間で通算304試合、97勝86敗、6セーブ。