2020年殿堂入り候補に名前が挙がっているデレク・ジーター氏、ドン・マッティングリー氏、サーマン・マンソン氏の“ヤンキースレジェンド”3人の投票の行方に注目が集まる。MLB公式サイトが伝えた。

「ザ・キャプテン」「ミスター・ノベンバー」と称されたジーター氏は、20年のキャリアをヤンキース一筋で過ごし、14度のオールスター選出、5度のワールドシリーズ優勝を経験。ゴールドグラブ賞とシルバースラッガー賞をそれぞれ5度受賞したほか、2000年にはワールドシリーズMVPに輝いた。同氏の背番号「2」はヤンキースで永久欠番となっている。

現在マーリンズの監督を務めるマッティングリー氏も、14年のキャリアをすべてヤンキースで過ごした。オールスターには6度選出され、ゴールドグラブ賞は9度受賞。「ドニー・ベースボール」の愛称で親しまれ、その背番号「23」は永久欠番となっている。

マンソン氏も、生涯ヤンキースで戦ったひとり。1976年にア・リーグMVPに選出されると、翌年から2年連続でのワールドシリーズ制覇に貢献した。7度のオールスター選出、3度のゴールドグラブ賞受賞を果たした同氏だが、キャリア11年目だった79年8月に飛行機事故で亡くなった。その背番号「15」も永久欠番となっている。(AP)