フィリーズは8日、2017年11月に自家用飛行機の事故で40歳で死去したロイ・ハラデー元投手の背番号「34」を永久欠番にするセレモニーを行った。

ハラデー氏の元同僚で2010年前後のフィリーズ黄金期メンバーであるライアン・ハワード元内野手(41)、ジミー・ロリンズ元内野手(42)らが式典に参加し、ハラデー氏の功績をたたえた。

フィリーズの永久欠番は、リッチー・アシュバーン(1)、ジム・バニング(14)、ディック・アレン(15)、マイク・シュミット(20)、スティーブ・カールトン(32)、ロビン・ロバーツ(36)と全球団欠番のジャッキー・ロビンソン(42)、さらに特別な番号がなかったグロバー・アレキサンダー、チャック・クレインに続き10人目。本拠地のシチズンズバンクパークにはハラデー氏の銅像も設置された。

同氏はブルージェイズとフィリーズで16年間プレーし、通算203勝105敗、2117奪三振、防御率3・38。2019年に野球殿堂入りした。