広島からポスティングシステムでメジャー移籍を目指す鈴木誠也外野手(27)に、ドジャースが興味を示していると、ロサンゼルスのラジオ局「LAスポーツ」のデービッド・バッサ記者が22日、伝えた。

同記者によると、東京五輪で侍ジャパンのメンバーだった鈴木と対戦した米国代表のマイク・ソーシア監督は鈴木を絶賛。「セイヤ・スズキはMLBでも打撃でパワーを発揮できるだろうし、右翼からの送球を見ると、大変な強肩だ」と話したという。同監督は2018年まで19年間エンゼルスの監督を務めたが、現役時代は13年間ドジャースでプレーしており、ドジャースとの関係は深い。

鈴木の獲得競争には他にマリナーズ、レンジャーズ、パドレス、レイズ、カブス、メッツなどの参戦の可能性が伝えられている。ニューヨーク・ポスト電子版によると、米球界の間では鈴木は年平均700~1000万ドル(約7億7000万~11億円)の3~5年契約を得るのではないかと予想されているという。