今季ソフトバンクでプレーした右腕ニック・マルティネス(31)が1日(日本時間2日)、パドレスと4年総額2000万ドル(約22億円)で契約合意したと、米メディアが伝えた。パドレスはこの日、阪神を退団した救援右腕ロベルト・スアレス(30)も1年契約で獲得。先発ローテにダルビッシュ有投手(35)がおり、ブルペンには今季63試合で3勝4敗、防御率3・22だった、前阪神の右腕ピアース・ジョンソン投手(30)が在籍するなど、日本プロ野球出身者がそろい踏みとなる。

マルティネスは2014年にレンジャーズでメジャーデビューし、4年間で通算17勝30敗、防御率4・77。18年から2年間、日本ハムでプレーした後、今季ソフトバンクで9勝4敗、防御率1・60で、東京五輪では米国代表として銀メダル獲得に貢献した。ソフトバンクは10月下旬の段階で、来季残留に向け交渉するとしていた。