ツインズからフリーエージェント(FA)となった2019年当時に、ドメスティック・バイオレンス(DV)疑惑が浮上したサム・ダイソン投手(33)が、暴力や中絶の強要をされたとして元恋人から提訴されたことが分かった。英デイリー・メールが伝えている。

ダイソンの元恋人であるアレクシス・ブラックバーンさんの弁護士によると、訴状内容は「レイプ、殴打、脅迫」などで、DVは2014年から19年まで続いたという。ダイソンの暴力によりブラックバーンさんは肋骨(ろっこつ)にヒビが入るケガを負ったほか、ボールを投げつけられたことであざができたことがあるとしている。

ダイソンはまた、家事に専念するため仕事を辞めるよう強要し、ブラックバーンさんが妊娠していると知った際には、ブラックバーンさんの頭を壁に打ちつけるという暴力におよんだ。その結果、ブラックバーンさんは複数の歯が折れ、内耳を損傷するという被害を受けたという。ダイソンは19年に5000ドル(約55万円)を支払い、中絶させたとみられる。

ブラックバーンさんは2019年にインスタグラムへの投稿でDV被害を明かし、米大リーグ機構(MLB)が調査に入った。ブラックバーンさんは20年10月にMLBの調査員に話をしており、これを受け、MLBは21年3月にダイソンを1年の職務停止とすることを決定した。