パイレーツ筒香嘉智外野手(30)が、日本の高校野球界で低反発バットを導入するよう提言した。

8日、オンラインイベント「野球界の未来を語ろう」に出席。「僕はプロに入った時は木製バットに慣れるのに非常に苦労した。重さや直径だけでなく、反発係数の規定を設ける方が大切だと思う」。高校野球はスイングを遅くさせるため重さ900グラム以上、直径67ミリ以下の規定はあるが、反発係数にはない。米国は「BBCOR」という低反発金属バットを使用している。

メジャーで2年連続8本塁打を放った。それでも「金属バットの弊害は日本は非常に大きいと感じてます」と強調した。ドジャース時代、同僚の主力打者から「なぜ日本の選手は甲子園ではボールがよく飛ぶのに、プロではパワーヒッターが少ないのか」と問われた。バットの力で飛んでも、長打力向上への努力につながらない。日本でも米国でも苦労した筒香だからこその提言だ。【斎藤直樹】