腰痛で負傷者リスト(IL)入りしていたパイレーツ筒香嘉智内野手(30)が出場選手登録され、「5番一塁」でスタメン出場。3打数2安打と、復帰戦でマルチ安打をマークした。

第1打席は遊ゴロに倒れたが、4回の第2打席に今季すでに9勝を挙げている先発タイヨンの89マイル(約143キロ)の外角チェンジアップをライナーで中前へ運び、復帰後初安打とした。6回1死二塁の第3打席には、救援左腕ルートキーのカットボールを左前へはじき返した。5-1とリードした8回の守備から交代。試合は、パイレーツが現在メジャー最高勝率のヤンキースに快勝した。

5月25日にIL入りした筒香は、3Aインディアナポリスなどで調整。順調な回復ぶりを見せていた。

離脱前までは腰痛などの影響もあり、打率1割7分7厘、2本塁打、15打点と、本来の実力を発揮できなかったが、復帰戦で2安打と好スタートを切った。