FAとなっていたアーロン・ジャッジ外野手(30)が、9年契約でヤンキース残留を決めた。7日、複数の米メディアが報じた。

9年契約で年俸総額は史上3番目となる3億6000万ドル(約504億円)。年平均4000万ドル(約56億円)は、トラウト(エンゼルス)の3554万ドル(約49億8000万円)を抜いて、野手史上最高額となる。身体検査にパスした後、正式契約を結ぶ。

ジャッジは今季、マリス(ヤンキース)のア・リーグ本塁打記録を61年ぶりに更新する、62本塁打を放った。打率もリーグ2位の3割1分1厘、同1位の131打点と活躍し、チームを地区優勝に導いた。開幕前、ヤ軍の7年2億1350万ドル(約299億円)の契約延長オファーを拒否していた。今オフは、地元に近いジャイアンツ、パドレスと争奪戦となっていた。

また、ジャッジはUSAトゥデーのナイチンゲール記者によると、来季からキャプテンに就任し、胸に「C」マークを入れる。ヤ軍で主将は、デレク・ジーター内野手が引退した14年以来9年ぶりとなる。

◆総額は史上3位 ジャッジの契約総額3億6000万ドル(約504億円)は史上3番目。1位はトラウト(エンゼルス)の12年4億2600万ドル(約596億円)。2位はベッツ(ドジャース)の12年3億6500万ドル(約511億円)。