ア・リーグ覇者のレンジャーズが対戦成績4勝1敗でダイヤモンドバックスを下して初優勝を果たした今季ワールドシリーズ(WS)だが、5試合の平均視聴者数が過去最低だったことが分かった。

レンジャーズは前身のワシントン・セネタース(72年からレンジャーズ)が1961年に創設されて以来、63年目で王者に。だが、調査会社ニールセンと中継した米FOXによると、5試合の平均視聴者数は911万人で、ドジャースがレイズと6試合を戦って優勝した2020年の979万人を下回り、WSの記録としては過去最低となった。

FOXスポーツネットワークの元社長で、現在は自身のコンサルティンググループを経営するボブ・トンプソン氏は「球界は、金曜の夜スタートというスケジュールを見直すべきかもしれない。1週間で最も視聴者数の低い曜日だからだ」とコメント。FOXの幹部は「昔から全国的な知名度を誇るチーム同士の対決ではなかった場合、短期決戦となると視聴率が厳しくなることは確かだ」と話し、それぞれ低視聴者数の要因の1つとしてスケジュールと短いシリーズとなったことを挙げている。

とはいえ、娯楽番組というカテゴリーにおいて、ワールドシリーズは8年連続でトップの視聴者数を維持している。また、レンジャーズが優勝を決めた5戦目については、テレビ視聴者数が平均1148万人。ストリーミングサービスなども含めた合計では1164万人で、今シリーズ初の1000万人超えを記録した。(AP)