米CBSスポーツのマイク・アクシサ記者が来季注目の話題を10件ピックアップし、大谷翔平選手らが加入したドジャースについて「スーパーチーム化?」とコメント。大物選手を加えた同チームは今年1年、注目の的になると予想した。

ドジャースは今オフ、エンゼルスからフリーエージェント(FA)となった大谷と、プロスポーツ史上最高額の10年総額7億ドル(約1015億円)で契約。その後、レイズとのトレードでタイラー・グラスノー投手を手に入れ、山本由伸投手をメジャー投手史上最高額となる12年総額3億2500万ドルで獲得した。

アクシサ記者は、野球はバスケットボールと異なり2、3人の選手で試合を決めることはできず、その意味で「スーパーチーム」は存在しないとしつつ、「それでもドジャースの挑戦は止まらない」とコメント。ムーキー・ベッツ外野手やフレディ・フリーマン内野手らに大谷ら3選手を加えたチームが「ワールドシリーズのタイトルに手が届かなければ失敗とみなされる」とし、熱視線を浴びる年になると予想した。

同記者はそのほか「来オフに向けて知っておくべき名前」として、メジャー移籍の可能性がある村上宗隆内野手(ヤクルト)と佐々木朗希投手(ロッテ)をピックアップ。2人は25歳未満であるため、規約により山本のような高額な契約は結べないとしつつ、「大谷が23歳でやってきた時だってそうだった。村上と佐々木がそうしないと誰が言えるだろうか?」とつづっている。