ドジャース山本由伸投手(25)が、パドレスとの開幕シリーズ2戦目に向けて調整を行った。開幕戦の前日19日は高尺(コチョク)スカイドームで全体練習は行われず、開幕投手のグラスノー、主力野手のベッツ、マンシーら数選手が自主的に参加。山本も、ルーティンのやり投げやキャッチボールなどで調整を行い、約1時間ほど汗を流した。

通常、登板2日前のブルペン入りだが、山本は3日前となる前日18日に既にブルペン投球を行った。プライア-投手コーチは「通常なら2日前にやるが、(米国からの)移動などもあったし、何か課題に取り組みたいのもあったから、彼は3日前に投げることを決めた」と説明。同コーチによると、球数は45球前後で、状態については「とてもいい。2戦目に向けて準備できているし、彼も楽しみにしている」と語った。

メジャーデビュー戦の投球回の目安は5~6イニングになる見込み。同コーチは「球数や試合展開にもよる。このシリーズは、少しいつもと違う。2試合だけだし、救援陣もフレッシュな状態。シーズン中とは違う選択肢がある」と、柔軟に対応していく方針を示した。