ドジャースが、ウィル・スミス捕手(29)と2033年まで10年総額1億4000万ドル(約210億円)で契約延長したと27日、MLB公式サイトなどが伝えた。

スミスは16年ドラフト1巡目(全体32位)でドジャースと契約し、19年にデビュー。1年目から54試合で15本塁打を放つなど強打の捕手として活躍し、21年には25本塁打、22年には24本塁打を記録。昨季は126試合で打率2割6分1厘、19本塁打、76打点、OPS・797をマークし、初のオールスター選出を果たした。

同サイトによると、スミスは契約延長の交渉をここ数年に渡って球団と行ってきたが、20、21日に韓国で行われた開幕シリーズで交渉が本格化し、ロサンゼルスに戻ってから合意に達したという。これで少なくとも2032年シーズンまで契約している選手はムーキー・ベッツ(32年まで12年契約)、大谷翔平(33年まで10年契約)、山本由伸(35年まで12年契約)に続いて4人目となった。