ドジャース大谷翔平投手(30)が、史上6人目となる「40-40」を再び視界に捉えた。26日(日本時間27日)のアストロズ戦に「1番DH」で出場し、3打数2安打1盗塁。8回2死一塁、4番パヘスの打席で二盗に成功し、今季25個目の盗塁をマーク。セットポジションからモーションが大きい右腕プレスリーのスキを逃さない走塁だった。試合展開や状況判断にも左右されるが、大きな故障もなく、着実に盗塁を重ねている。順調にいけば、シーズン38盗塁ペースで、過去5人しか達成していない40本塁打&40盗塁の大記録「40-40」が現実的となる。

打撃でも第1打席から高い集中力を保った。先発左腕バルデスの立ち上がり、内角への初球を捉えて左中間へはじき返した。快足を飛ばして二塁打とし、チャンスメーク。第2打席でライナー性の打球を飛ばし、第3打席は四球で出塁。過去の対戦で34打数4安打(打率1割1分8厘)だった相手に対し、内容の濃い各打席で好調をキープ。打率を3割1分5厘に上げた。

試合前にはキャッチボールで投手調整を行い、昨年の右肘手術後では最長となる120フィート(約37メートル)まで距離を伸ばした。最速86マイル(約138キロ)で力強いボールを投げ、二刀流復活に向けて順調にギアを上げている。リハビリと並行しながら打者で出場を続け、この日の試合でも打線をけん引したが、走塁ミスなどでつながりを欠き、チームは完封負け。ポストシーズンの常連、7年連続でリーグ優勝決定シリーズ進出を誇る強豪に完敗した。(ヒューストン=斎藤庸裕)