アストロズが、ブルージェイズ菊池雄星投手(33)をトレードで獲得した。29日(日本時間30日)、両球団が発表した。ブルージェイズには今年デビューした若手右腕ジェーク・ブロス投手(23)とジョーイ・ロパフィド外野手(25)、マイナー3Aのウィル・ワグナー内野手(26)が移る。

メジャー6年目の菊池は今季、ここまで22試合に先発し4勝9敗、防御率4・75。今年が3年総額3600万ドル(約55億8000万円)契約の最終年だった。アストロズは現在55勝51敗でマリナーズと並んでア・リーグ西地区1位。8年連続のプレーオフ進出を目指し、先発投手を強化するため菊池に白羽の矢が立った。

交換要員の3人はいずれも期待の若手。ブロスは6月にデビューし3試合で防御率6・94。ロパフィドは4月にデビューし、38試合で打率2割3分6厘、2本塁打、16打点を記録している。ワグナーはデビュー前だが、今季3Aで打率3割7厘、5本塁打、41打点と好成績を残している。かつてアストロズで守護神を務め、通算422セーブを挙げたビリー・ワグナーを父に持つ。MLB公式の球団内プロスペクトランキングではブロスが9位、ワグナーが13位にランクインしている。

◆ヒューストン・アストロズ 62年にヒューストン・コルト45Sとして創設。65年に世界初のドーム球場、アストロドームへ移転し現チーム名に。80年に初の地区優勝。13年にナ・リーグ中地区からア・リーグ西地区に変更。昨年まで7年連続でプレーオフに進出し、3年連続地区優勝中。リーグ優勝5度、17、22年ワールドシリーズ制覇。日本人は過去に松井稼頭央、青木宣親が所属。投手はいない。本拠地は開閉式屋根で天然芝のミニッツメイドパーク。エスパーダ監督。