ドジャース佐々木朗希投手(23)が、地元の大災害に向けて立ち上がった。岩手県大船渡市は3日、大船渡高出身の佐々木から大規模森林火災へ災害見舞金1000万円と寝具セット500組の寄付を受けたと発表。見舞金は3日に入金され、寝具は枕、掛け布団、敷布団のセットで、250組が1日に市民体育館に届いた。残り250セットが、4日に届く予定となっている。
まだ寒さの残る東北の地に、自らの被災経験から必要な物資を選んだ。寝具は市内の小、中学校など、8カ所に設置されている避難所に配布される。これまでは非常用の段ボールベッドなどに寝ていた避難者もおり、健康状態が心配されていた。市役所の関係者は「明日、明後日は雪の予報ですし、大変ありがたい。朗希さんも(東日本大震災で)避難された経験があり、何がいいかを考えた上での意向だと聞いております」と話した。
佐々木は大船渡市に隣接する陸前高田市出身で、11年の東日本大震災では自宅が津波に流された。父と祖父母を亡くし、大船渡市に移住した。
この日は山本とともにブルペンで投球練習を行い、データを確認しながら29球を丁寧に投げ込んだ。現地時間の4日(日本時間5日)レッズ戦でオープン戦デビューの予定で、ロバーツ監督によると2番手として3回をメドに投げる。
佐々木にとっては数字より内容が重要だ。1度は日本での開幕シリーズ第2戦(19日・東京ドーム)で先発の有力候補に挙げていた同監督だが、変更に含みを残している。長丁場の公式戦を考慮すれば、1年目の佐々木が、開幕を照準に急ピッチで仕上げる必要はない。ただ、日本のファンの前での「メジャーデビュー」に、調整不足で臨むわけにもいかない。首脳陣から「GOサイン」を引き出すためにも、大事な登板となる。



