春秋リーグ戦、全日本大学野球選手権に続く「4冠」を目指す早大が、4強進出を決めた。

 7回2死満塁から、楽天3位の茂木栄五郎内野手(4年=桐蔭学園)が、左中間に先制の3点適時三塁打を放った。

 初球、外角低めへの139キロをはじき返し、「大竹が(セーフティー)バントして、(河原)右京がつないでくれた。絶対に点を取りたかった。右中間に飛んだと思ったら、左中間でした」と苦笑い。

 先発の大竹耕太郎投手(2年=済々黌)は、9回104球を投げて、5安打4奪三振で完封した。

 高橋広監督(60)は「神宮は6大学のホーム。他の大学には負けられない。受け身になってはいけない」と振り返った。