プロ野球の快記録や珍記録を振り返る「データで見る2015年ペナント」。 

 日本ハムは初回の攻撃があっさりしていた。

 初回の打率は陽岱鋼2割1分3厘、西川1割9分7厘、田中1割9分2厘など、チーム全体で2割1分1厘しかない。本塁打も6本で、初回に挙げた得点が44点。延長を除いたイニング別得点は、初回が最も少なかった。

 2回以降の得点は優勝したソフトバンク(561点)より多い571点を記録したのに、初回はソフトバンクの90点に比べ半分以下で、パ・リーグ6球団の中で最少。44点のうち30点はホームゲームで初回表に得点したのは10試合で14点しかなかった。