開幕から3戦連続弾のダヤン・ビシエド外野手(27)を野手陣が全力サポートにあたる。今日29日の本拠地開幕(対広島)を前にナゴヤドームで全体練習。調子が上がらない3番遠藤一星内野手(27)は責任感をあらわにした。

 「燃えています!」。汗だくの遠藤が繰り返した。3試合の出塁は1安打と2四球。「自分の間合いで打てていない。狙い球を仕留め切れていない」としながらも「2~3戦目は打てるかなというものもあった」と上昇の兆しもある。谷繁監督は「過剰に反応する必要はない。やれることをやればいい。(遠藤は)苦しんだ分だけ力になる」と奮起を期待した。

 新助っ人の開幕3戦連発は史上初だったが、開幕連発の日本記録は89年オリックス・ブーマーの5戦。新主砲は「出るときは出るし、出ないときは出ない。自分のスイングだけを心がけるよ。ガンバリマス!」と余裕の表情だった。