中日杉山翔大捕手(25)がヤクルトのバレンティンのスイングしたバットが頭に直撃し負傷交代した。救急車で愛知・長久手市内の病院に向かった。

 5回2死一塁、ヤクルト4番バレンティンへの3球目、空振りしたバットがそのまま杉山の頭へ。当たった瞬間、杉山はホームベース付近で倒れ込んだ。数分間、そのままだったが、ストレッチャーでグラウンドから引き揚げた。

 頭頂部からは出血。記憶が飛んだりはしておらず、意識ははっきりとしている。自らの口で名前、年齢、背番号を答えたという。検査の結果、脳に異常はなく左頭部の打撲と切傷と診断された。