ヤクルトが引き分けを挟み8連敗を喫した。この日は投打が崩壊。先発のルーキー左腕中尾が3回7安打7失点と炎上。2番手中島も7失点し、3番手成瀬も失点。3投手合わせて5被弾した。

 打撃不振も深刻で6安打無得点に終わった。新外国人グリーンは無安打。3試合で8三振。柱である山田は4回の2死満塁で凡退するなど無安打。交流戦9試合を終え、36打数4安打で打率は1割1分1厘。今季の通算打率も2割1分9厘となった。

 投打で苦しむ状態に真中満監督(46)は「(中尾は)ボールはまだちょっと。変化球もストレートも1軍のレベルではないかな。(打線のつながりは)少しどころじゃないね。全くですね。今日の中田なら打たないと。点差がある中で、なかなか攻めきれませんでした。スタンドのファン、福岡のファンにいいところが見せられず、大変申し訳ない」と話した。