オリックスが競り負け、自力Vの可能性が消滅した。金子が3回までに2被弾で3点を失い、打線は8回にロメロの13号ソロで詰め寄ったが及ばなかった。

 この日が57歳の誕生日だった福良淳一監督は「金子は2球だけだった。あとはよくしのいだ。打線は前半のチャンスで1本出ていたら形は変わっていた」と悔しがった。自力V消滅には「それは関係ない。1戦1戦やって、目の前の試合を取りに行くだけ」と前を向いた。